ここ数年は、私生活でいろいろ変化が激しかった。
人生の重要なイベントが1巡した。
時間ができたとは中々言いづらいが、シストレ(実際はシステム構築だが)を再開しようと決心した。
はっきりいって、仕事にまじめに従事していれば生活できる収入はできるし、特に仕事が辛いというわけでもない。不満がないわけではないが、不満を溜め込む性格は矯正し、いかに自分が変わるか、いかに自分の存在感を出し、価値を認めさせるか、そういった働き方にシフトしている。
シストレに関して今までやってきたことが、何の意味もないことは理解したくらいには成長した。ラッキーパンチが当たっただけの素人が勘違いしていたことも痛感している。
これまでここで書いてきたことは無意味とまでは言わないが厚みのない記録だ。だから、新しい場で成長した自分として、記録を残そうかとも思ったが、やめた。
過去を認める意味も含めて、ここで新たな姿勢で記録を残していく。
さて、今後の計画だが、やはりティックデータの収集をしたい。
理由はいろいろある。
ティックベースのシステムの開発をしてみたい。
自分が勝てるフィールドは必ずあるはずだ。そこを探す。
以前に構築したMT4-DDL(JNI)-Java(RMI)のティックフィードシステムだが、RMIを採用した理由はC言語を極力やりたくないという逃げの姿勢が前面に押し出たものだ。
JNIやRMIという本来不必要なものを利用しており、冗長というほかない。
Java側のソースコードも汚く、後から見るとどこで何をしているのか分からない、クラス分割も甘い、情報の取り扱いも冗長と無駄と複雑の積み重ねのようなプログラムとなっていた。
結局、人(私)がバグっているから、良いシステムが作れなかったということに他ならない。
これは、捨てる決心をした。
だが、ティックを取り扱うメインのシステムはJavaとしたい。
長年使っているeclipse上の開発が自分にとって開発コストの面でメリットとなるからだ。
ティックデータの収集方式については、理想はTCP/IP通信ベースによるFX業者システムへの接続、フィードの収集だが、今のところあらゆるハードルが高いため断念している。
上記の事情もあり、以下の構成を検討している。
MT4(DLL)→ソケット→Java→DB
基本的な実装コードの検証はできた。
10万件連続送信しても2ミリ秒程度というレベルであるため、速度的には問題なさそうである。
異常検知系が経験的にも弱いので、ここをどこまで詰めるかという話になってくる。
[0回]
PR