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出版・パンローリング
著・マイケル・コベル
6000円
さて、まずこの本の評判ははっきりいって、無駄、買うなといった批判のレビューが多いです。
実際、僕も、100ページあたりまでは、
「つまらないなー。ちょっと苦痛かもー・・・・」
でした。
それで、本の価値を知るために、ミクシィ内の他の方のレビューを参照したんです。
そこに、
「当たり前のことは、常に理解されないものだ・・・」
といった内容の一文があり、またその方は、大量にレビューなさっていたので、これは説得力がある!と思い、読み続けました。
その結果は、良書でした。
作りは、著者のトレンドフォロー投資家へのインタビュー形式です。
前半は、本書に説得力を持たせるために、論者のパフォーマンスを見せています。そのために、非常に退屈な内容となっています。おそらく、国外では、こういった何かしらの形での説得力が必要なのでしょう。著名な作家は、その部分を飛ばすことが出来るし、この方の場合は、トレンドフォローを扱った作品の一作目ともあり、こういった煩わしい手法を採ったものだと思われます。
後半は、投資アプローチの具体的な手法、思考方法、などより実践的な内容に入っていきます。
その中で、僕は何度も、以前のトレードで、自分に生まれた違和感を抱きつつもトレードを実行したことを思い出したり、様々な失敗を想起させられました。
確か、06年の10月頃読みました。その影響から、ドテンルールを採用したり(最近は実行できなかったという最大の失敗があった)、自分に生まれた違和感を即座に分析するよう努めることができるようになりました。
大半のレビュアーが述べるように、怠惰な本という印象は前半に集中しています。
後半は、その見方を一変させる内容だと断言します。
また、本書は、本文を中央に配置し、脇に語録を載せているのでその点も楽しめます。
それでも、高額商品ですから、図書館などで、お探しいただければと思います。日本のFX本よりは、説得力に満ちていると思います。
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