パラメータの問題その2。
移動平均線の問題。
移動平均線をシステムに組み込むと、
絶対に、最適化の問題にぶち当たります。
この辺りどう解決していきましょう。
これは、私の知識ではないのですが、
一般的にも知られつつある方法があります。
やっぱりこれも、前回同様、「点」から「面」へという考え方で行きます。
(といっても、僕もあまり徹底していないので、改修がいくつか必要なEAがありますね。)
普通は移動平均線の利用法として2つ考えられます。
移動平均線を一つだけ表示して、トレンドの上向きもしくは下向きを測る方法です。
もうひとつが、移動平均線を二つ表示して、エントリー、イグジットのタイミングを測る方法です。
これだと、紙一重で、エントリー!だったりイグジット!だったりします。
人間の目で見れば、柔軟に対応も可能ですが・・・・。
機械に、客観性を持たせていけば一番良いですよね。
そんな方法があります。
簡単に言うと、
パーフェクトオーダーというインディケーターの考え方を取り入れます。
移動平均線を三つに増やします。
移動平均線を3本表示させると、なんとなーく上向きだなぁとか、
なんとなーく下向きだなぁとか、わかるんですね。
For ループで
移動平均線の期間をXずつずらして、上向き・下向きをカウントするとか、
For ループで
移動平均線の計算開始箇所をXずつずらして、上向き・下向きをカウントするとか、
採ると良いかもしれません。
これならば、最適化の対象になるパラメータも「面」で右往左往するはずです。
僕なんかはパーフェクトオーダーで妥協しています。
もっとちゃんとした方がいいかもしれませんね。
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